言語化できないけど大好きな映画。自分はフランス映画よりも断然イタリア映画のほうが好き、というかフェリーニが好きだと自覚した作品。
印象的な隠喩の多用と、ワンハリ的な脈略のないシークエンスの連続であ…
学生時代にとにかくハマったイタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督の作品群。
数十年ぶりに彼の代表作の一つでもある「甘い生活」(La Dolce Vitaのイタリア原題をそのまま直訳したのは大正解…
1950年代、イタリアのセレブ達の華やかさとはかけ離れたはちゃめちゃなプライベートを主人公マルチェロを通して描く
ストーリーは全体的にチャプターに分かれてるような形で、アメリカのスター女優と過ごす…
前半は楽しいんだけど後半から居たくないパーティーに居させられるような感じがしてげっそりさせられる
この映画を観る前に買った暖かいマキアートがこの映画を観終わる頃にはすっかり冷めきってしまっていて、…
このレビューはネタバレを含みます
まもなく芸術の秋が来る!という事で、巨匠フェリーニ監督の名作初鑑賞!マルチェロ・マストロヤンニ主演。
甘い生活とは、主人公のマストロヤンニのド派手な生活を意味してるのかな?
作家志望でゴシップ記者…
フェリーニの作品を称して「祝祭の映画」とはよく言われる事でもちろんその通りなのだが、祭りの高揚感が大きければ大きいだけ、祭りの後の物悲しさをやるせなく感じるのはフェリーニ作品もまた同様である。
終わ…
生きる虚しさ。寂しい夜の繰り返し。
オープニングでは自分の声が届かず、エンディングでは相手の声が届かない。どちらのシーンもコミュニケーションにおける失敗が描かれているが、最後に相手の声が聞こえずに…
新聞記者のマルチェロ(マルチェロ・マストロヤンニ)は上流階級や芸能人が通う高級クラブに潜入してゴシップを見つけようとするが、自ら退廃的になってしまう。人間のあらゆる欲望が渦巻く様は可笑しくもあり切な…
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