不思議な雰囲気の映画だった。
19世紀から20世紀になる頃を冒頭は描きエジソンが世紀の発明をし世の中には映画という文化も出始めてくる。
そんな時代を生きた双子のリリとドーラ
1人の謎多き男性Z
、…
魅惑的で幻想的で…でもシナリオはシュール。
イルディコー・エニェディ監督はデビュー作から全くブレない。
主演のドロサ・セグダの内気な女性、妖艶で小悪魔全開の女性、母親、3種3役の顔…演じ分けも素…
“O・ウェルズの光、チャップリンの精神、「E.T.」から受けた新しい可能性”を映画にしたかったという女流監督のイルディコー・エニェディがカンヌの最優秀新人監督賞を受けた、20世紀に捧げる詩的オマー…
>>続きを読むなんだこれ耽美アートだな。
なんとなくずっとおしゃれな画面、女性の美しさ、彼女の艶っぽい発音だけで保って観てた。笑い声なのか嬌声なのか、境界の曖昧な声が印象的。
全てがアート画集のよう。アート作…
19世紀末に産まれた光が闇を照らして新しい影が産まれた
同じ頃にブダペストで産まれた双子の少女は母が急死して生き別れとなり、方や享楽的な詐欺師に、方や禁欲的な革命闘士に成長する
このふたりの人生…
モノクロにすれば芸術点UP⤴
1989年の公開なので、21世紀までまだあと10年以上残した時点で前世紀を総括したわけですね。ちょっと気が早かったかも。
・・・ とか思っていたら全然そうではなくて…
気弱な革命家リリと華麗な詐欺師ドーラ、2人は双子で同じ役者が演じるんやが、表情からなにからまるで違うから驚いた。おっぱいもリリの方が大きかったように思う。気弱な革命家ってのがそうさせたのかもしれん。…
>>続きを読む© Hungarian National Film Fund- Film Archive/photo:István Jávor