このレビューはネタバレを含みます
『もはや戦後ではない』という新聞の見出しとは裏腹、戦争や学校という規律の中で人は貧富の差は無く、平等であれる。
同じように無駄死にしてもお国の為と言われた方が救われるものがある。
ポケットに穴が…
橋の下の舟で暮らすきっちゃんの家族と、地上で暮らす信雄の家族。どちらも戦後10年必死に生きてきてなお、不安と傷を負ったままで、観ていて心が痛くなる。
観終わった後は、きっちゃーん!って言いたくなる。…
終戦から10年を経た大阪。安治川の川辺でうどん屋を営む父母の間に生まれた少年で、巨大な「お化け鯉」を共に見たことで川に浮ぶ船で水商売を営む母と姉を持つ少年と友人となった信雄。ふたつの家族を中心に周り…
>>続きを読む2021/04/11 netflix ★★★★☆ 公開時には全く関心がなかった映画。うー。痛恨の見逃し映画。
昭和31年(1956年)の大阪が舞台。1956年とは「もはや戦後ではない」と言われ出し…
木村プロダクション