泥の河に投稿された感想・評価 - 40ページ目

『泥の河』に投稿された感想・評価

「もはや、戦後ではない。」と新聞の文字、終戦後から10年後、見渡してみれば日々暮らすのがやっとな人たち。
でんぐり返し、マジックと愛おしい行為に溢れて温かい。子供たちは何も悪くないんだから。その言葉…

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KAJI7

KAJI7の感想・評価

4.5

昭和31年、大阪--

終戦から10年。
硝煙の香りがまだ微かに残る泥の河に魅せられた子供たちは、けだるい日差しの下で淡く切ない一夏を過ごす---

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とても好きです、…

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maichan

maichanの感想・評価

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恥ずかしながら初めて白黒の日本映画を見ました。
ストーリーもちゃんとしてて面白かったし、加賀まりこさんがとても綺麗で綺麗で、、、、
これから急成長する戦後の日本ってこんな感じだったんだ

このレビューはネタバレを含みます

両親も子供も良い人だったから
んんん…ってなってしまうよなぁ
育った環境で将来が何となく分かれてしまいそうな片鱗が滲み出てるのもやや暗い気持ちになる
子供は親を選べないけど、親も生きていく為の環境を…

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susuki

susukiの感想・評価

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小学校時代、貧乏だった同級生のことを思い出した。仲は良かったんだけど、お互いの家に遊びに行くうち、それぞれの家庭環境•境遇の違いに気づいていって、疎遠になっていった。そんな心の棘を思い返させる映画だ…

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mkomadori

mkomadoriの感想・評価

4.5

戦後の日本や一夏の情緒の描き方、そして大人だけでなく子役の演技がすごい。

原作は宮本輝か・・・幼少時代にテレビで「螢河」を観たときも、監督は違えど子供ながらに同じような情緒を感じたことを鮮明に覚え…

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れおん

れおんの感想・評価

4.1

 少年の一夏の淡い友情物語。戦後10年、昭和三十一年の大阪、食堂を営む家族が河沿いに暮らしていた。父晋平と母貞子の息子、信雄。ある何気ない日、食堂には常連の馬車のおっちゃんが来ていた。信雄は、そのお…

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もはや戦後ではない
馬車のおっちゃんの死からカニの死へにかけてののぶおの変化

2021-125

たまたまNetflixのおすすめで上がって来なければ恥ずかしながら作品名すら知らず一生見る事が無かったと思う。

2人の少年の交流にはどこか違和感を感じた。その違和感はストーリー…

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陸で生きる者と水上で生きる者が交わるけど結局は交わりきれない、という断絶がラストで完全に明らかになってしまうのが良い。

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