アイルランドが抱える問題や歴史について無知なまま観賞。救いようのない悲しい作品だったけれど、これがアイルランドで起きた事実ということに目をそらしてはいけないなと思った。
どのシーンも生々しくて心が…
救われない作品をありがとう。
人間ってなんだろうって考えたよね。
麦の穂をゆらす風、
作品にも登場する歌から取っているということだけれど、想像するとのどかだけれどとてつもない哀しい感じに包まれる。
…
1920年アイルランド。英国支配から独立を求める過酷な戦いに悲惨な内戦。同志でありながら敵となるオドノヴァン兄弟の結末とは。
義勇軍であり医師でもあるデミアンの葛藤と、兄弟の最後に涙が出る。当日撮…
2017年9月29日
『麦の穂をゆらす風』 2006年イギリス・アイルランド制作
監督、ケン・ローチ。
見終わって、やりきれなくなる……
結局、イギリス国軍にされたことを、今度は
仲間だった…
このレビューはネタバレを含みます
いい作品であるのに邦題とジャケットの良くなさがマイナスに。
二箇所、リアルな描写で早く次のシーンいってほしいなと思わせるところにはつくり手側の意思を感じ取れた。
ノーラン新作はナチスを映さなかった。…
悲しい。
めっちゃ胸しめつけられる。
自分の生き方と国のあり方を命を賭けて敵を退けて人々が作ろうとしていた1900年代。
ちょっと前まで味方やった人、自国で共に戦った人、ひいては家族まで、各々が掲…
すごい映画。悲しくて、つらく、怖い映画。
ヒーローは現れない。観る者の感傷に寄り添い救ってくれるエピソードで締めない。現実を描いてる。
観賞後、割り切れない思いをいつまでも引きずってしまう。
ケン・…
こんな凄みを感じる映画だとは思ってもみなかった…アイルランド人たちの魂に刻まれた『麦の穂をゆらす風』の歌は、その苦々しい歴史の重みを感じさせる。
何世紀にも渡って弾圧と搾取を受け続けてきたアイルラ…