東京暮色に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 2ページ目

「東京暮色」に投稿された感想・評価

とても辛い作品でした。
一見普通に暮らしている人々が実は様々な過去や悩みや苦しみを抱えている。
心に残る作品ですが気分が落ち込んでしまったため好み度のスコアです。
2024/35
gdbsdta

gdbsdtaの感想・評価

3.8

やっぱりオズは良いなー。
話は全然ほのぼの系では無いんだけど、なんかのんびりというか、しみじみとみれる。

言葉使いは特に印象残る、はっきりと思った事を言うし、びっくりするような辛辣な事も言う。時代…

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ダークな小津。
パッケージにもあるようにモダンな有馬稲子の感じは画になる。
8Niagara8

8Niagara8の感想・評価

4.0

途轍もなく残酷。
冷たく突き放す様に救いがない。

明子の転落劇は心痛するものである。不良とつるむことは彼女が選んだことであるが、妊娠という予期せぬ出来事によって全ての歯車が別々に勝手に動き始める。…

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明子の死を言い渡された後の、行きつけの飲み屋で飲むシーンが良い。人生に呆けた瞬間が映っている。

このレビューはネタバレを含みます

小津安二郎作品だと油断して
のんびり観ていたら…
え!死んじゃったの!?
雀荘での死の報告シーン
雀荘の客の態度が胸くそ悪い
あきちゃんの彼氏?もムカつく
s

sの感想・評価

3.8
色々と思い詰めるあまり、自分自身で孤立の道を選び、さらに自分自身を傷つけてしまうしかなくなってしまった明子の心境があまりに切ない。

小津が苦手と言いつつ見た作品はなんだかんだ言っても唸る。とはいえこの作品は小津安二郎のフィルモグラフィの中では異色らしく、生理的に耐えられない(そこまで言うか)対話場面の切り返しショットも過去に鑑賞…

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atsushi

atsushiの感想・評価

3.8

話が暗すぎる小津の異色作。その暗さゆえか、小津にとっては曰く付きの作品となってしまった今作。しかし、ポスタールックにもなっている有馬稲子の美しさはそれだけで鑑賞に値する。あの虚な瞳は『ボーイ・ミーツ…

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 公開当時、今作は失敗作の烙印を押されていた。内容の暗さと後味の悪さに共同脚本の野田高梧は終始否定的だったという。従来の小津映画を期待していた人たちには受け入れられなかったのも当然か。

 銀行監査…

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