短文感想 62点
これはちょっと微妙でした。やんちゃな弟の世話を見る姉の視点からの映画なのですが、少し弟さんに共感できない節もあり、終盤も感動には至りませんでした。あえて「おとうと」と平仮名にするこ…
幸田文の同名小説を市川崑監督が映画化した名作です。大正時代、複雑な家庭環境から不良となってしまう弟の碧郎役に川口浩。その姉役は岸恵子が演じています。両親がこれまた豪華な配役で父親は森雅之、継母は田中…
>>続きを読む初)この家族のそれぞれの距離感が生理的に不快感を感じました。特に姉と弟の距離感は気持ち悪さを感じました。付け加えて特に弟のセリフには不条理さえ感じました…だからなのか大好きな芥川音楽も不協和音にしか…
>>続きを読む「おとうと」というと山田洋次監督の作品の方が有名かもしれないが、1960年に作られた本作「おとうと」はキネ旬のベストワンに輝いた市川崑監督の代表作のひとつ。
作家・幸田文が自身の娘時代を題材にした…
2016/2/10鑑賞(鑑賞メーターより転載)
「昭和の時代の家族を彼らの目線で描く」という同じテーマでも、小津安二郎はあれだけ郷愁を感じるのに、市川昆に代わるとこうもぎすぎすした暗~いものになって…
Blu-ray
まるで怪奇映画のような陰影の濃い画調で姉と弟の気持ちの悪いイチャイチャを見せつけられるので目のやり場に困る。
『くりいむレモン』ではないので直接的な肉体関係を描くわけにはいかないが、…