魅入ってしまった。
さすが山田洋次の一言に尽きる。
自分を抑えなくてはならない時代背景なのに、キャラクターは皆魅力的だった。
丹波哲郎の妖怪のような凄みは、どんな生活をすれば出せるのだろうと不思議に…
妻を亡くした貧しい武士の生真面目で不器用な生き方を、さまざまな側面から描き出す。
山田洋次監督の当シリーズを通してみると、リアリティのある絵作り、しっかりとした時代考証によって説得力が非常に高い。…
これは感動しちゃうなぁ。『壬生義士伝』と同じ類いの約束された感動だったわ。すばらしい。
最後の「たそがれぇ…」って言う田中泯の凄みもすげぇ。
斬り合いになるまでのドラマもすごい。
男の世界なのよな…
清兵衛は本当に大切なものが何か,しっかり分かっていた人なのだと思います.仕事に追われ,雑事に流され,だらけてばかりの人生を送ってきた自分が嫌になります.人生の黄昏に差し掛かった自分にとって,今回この…
>>続きを読む腕が立つことを理由に、不本意な藩命を下される平侍の話。
食事をする。着物を着る。刃物を研ぐ。
シンプルな話の中で、丁寧に描かれるこういった所作の一つ一つが美しい。
どこか虚しさが漂う決闘の後に流…
ただ何気ないひと時を愛す。
そのひと時をある人は憐れみに伏す。
その人にとっては愛おしさに溢れた時間でも。
人は理解できぬものを切り捨てる。
人は己が理解できるものへと他者を型にはめる。
理解され…
衛星劇場