心理学界の2大レジェンド、フロイトとユング。彼らの師弟関係とその後の決別はよく知られるところだけれど、そこにザビーナ・シュピールラインという女性が少なくない役割を果たしていたことは後年になるまでフォ…
>>続きを読む【難しいテーマに挑んだ意欲作】
きわどく難しいテーマにクローネンバーグが挑んでいます。
心理学界の二大巨匠、フロイトとユング。ここでは若いユングが女性患者と出来てしまって、という実際にあった事件…
高校生の時、1ヶ月程入院する経験をした。何もすることがなく、本ばかり読んでいた。読むものもなくなり、看護婦さんに買ってきてもらって読んだのがフロイトの「精神分析入門」だった。入院中という異常に神経が…
>>続きを読むデヴィッド・クローネンバーグ監督によるユング、フロイト、ザビーナを描いた伝記映画
心理分析とか大好きなのでチョイスしましたが、ザビーナについては初耳でした!
キャストも豪華で、キーラ・ナイトレイ…
(20140502)
20世紀初頭、精神分析の黎明期のユング(1875-1961)とフロイト(1856-1939)、両者と関連を持ったザビーナ・シュピールライン(1885-1942)とオットー・グロ…
中心にあるのはユングとフロイト、その間にいる女性ザビーナによる会話劇。高尚そうかと思いきや、わりと下世話な性衝動にまつわる話。話のスケールが小さく、深みもあまり感じられず。
つまるところ、セックスし…
父殺しの話になると主人公より親父の方が魅力的に見えることが度々あるが今回の親父(フロイト)と子供(ユング)の描写はそれが甚だしすぎた嫌いを感じる。
『デッド・ゾーン』みたいな鮮烈さを期待したがそれが…