タイム・オブ・ザ・ウルフに投稿された感想・評価 - 4ページ目

『タイム・オブ・ザ・ウルフ』に投稿された感想・評価

ichita

ichitaの感想・評価

3.7

さもしい大人を描く人、ハネケ。今作は終末世界での、ある一家の話し。状況は説明無し。
珍しく希望(のようなもの)の登場で終わるハネケ作品ではあるが、清々しくはない。

オリヴィエ・グルメが出てきてダル…

>>続きを読む
序盤、カットひとつひとつがとても夢中になった。だけども、途中は、正直な話暗いと思った。画質が。こんなことしか言えない自分を恥じたい。

法や秩序があってこそ善良な社会があるのであって、それが崩れる終末をどう生き抜くか、というのは人間の本質を抉るように描こうとするハネケにとっては究極のテーマだろう。サバイヴするためには殺し、奪い、他者…

>>続きを読む
あゆみ

あゆみの感想・評価

1.2
色んな人が出てきてテンション上がった。ダルデンヌ作品のいつものおっさん、ウルリヒ・ザイドル作品のいつものおばさん、そして!屋敷女!
junpa1

junpa1の感想・評価

5.0
「恥を知れ」
「その態度も間違ってる 全員恥じるべきだ 外に出よう 恥じるために」
こうやって文明は滅んでいくのだ。社会性人間性が失われていく様。列車の中からの果てしない自然の風景は、希望ではなく世界は人間のものではなくなった事を訴えているようでならなかった。
カオリ

カオリの感想・評価

4.0

ミヒャエル・ハネケ監督による世紀末を描いた作品

監督らしい終末の描き方、そして毎度の特異なファミリー映画でもあり、とっぷり入り込めました。
不条理なむやむやの中の、監督からにじみ出る優しみが本当に…

>>続きを読む
chuchuyama

chuchuyamaの感想・評価

3.0
無法状態での人間の凶暴性が剥き出しじゃないところが逆に怖い。そして、その状況をなんとかしようとして少年がとったピュアな行動が胸を刺す。ハネケ監督には珍しく救いのあるラスト。
終末世界の日常?を見せられていたが徹底的に事象しか描かないし、全く説明がないけど人間への探究心はたしかに感じる、平手打ちも毎回あるなぁ
Shaw

Shawの感想・評価

4.3
05.17.2021
05.07.2022

ハネケ映画でもエンディングの力強さはピカイチ。なんであまり名が上がらないのだろうか。もっと評価されていい。

あなたにおすすめの記事