「面白い殺しの描写がある、それも幾つも」
その事実の前には題材が持つ政治性などとるに足らない
時に滑稽に、時にスリリングに、時に叙情的に、時に即物的に、娯楽映画の巨匠スピルバーグがその卓越した演出力…
「国家」があるということがいかに大切か、いかに幸せなことか。
異国にいるとなおのこと「日本」に郷愁を感じるものだ。帰るべき場所があるというのは本当に幸福なことなのだ。
そう思いながらこの映画を観てい…
無知だったなあ オリンピックでこんな事があったなんて 史上最悪の悲劇
報復の先に平和など無いんだなと
争いは良くないと言うのは簡単だけど世の中何層にも重なってとても理解できない でも現実
今に始まっ…
スピルバーグはまるで興行であてる気なくつくったな、金持ちの趣味。ミュンヘン五輪でのイスラエル選手団を拉致監禁したテロそのものでなく、テロのあとにパレスチナの計画メンバーをイスラエルが殺していく、復讐…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
スピルバーグ作品。
パレスチナ問題は概要しか把握できておらず、ミュンヘンオリンピックでの出来事も、本作で初めて知りました。
単純な作劇だけで観れば、序盤の襲撃シークエンスの悲惨さに比べ、暗殺パート…
原題『Munich』 (2005)
監督 : スティーヴン・スピルバーグ
脚本 : トニー・クシュナー、エリック・ロス
撮影 : ヤヌス・カミンスキー
編集 : マイケル・カーン
音楽 : ジョン…
1972年のミュンヘン五輪開催中、”黒い5月”と名乗るパレスチナゲリラが選手村に侵入し、イスラエル選手団を襲撃。
11人のイスラエル選手が殺害される。
冒頭ではこの様子を、実際のニュース映像を交えな…
1972年のミュンヘンオリンピックでのパレスチナ武装組織、黒い九月によるテロ事件とそれに対するイスラエルの諜報機関、モサドの報復作戦を描いたノンフィクション小説を原作とした、スピルバーグ作品。
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