人にオススメしやすい作品ではないが俺は結構好き。
まずこの夜のバンコクの幻想的な映像が高得点だと思う。
レフン監督の良さが出てる。暴力シーンや格闘シーンも普通に良い。
映画のストーリーを簡単に説明…
美醜のうち、醜を愛するものは、意識としては美を知るものなのだろうか。
事の善悪の区別のつかない3人の犯罪者一家。家族構成は母親と、二人の兄弟。母親は麻薬密売を仕切っていて、兄弟は訳ありでタイでキッ…
このレビューはネタバレを含みます
デンマーク出身の監督、ニコラス・ウィンディング・レフンによる2014年の作品。前作『ドライブ』が世界的なスマッシュヒットとなり、この期待を受け、前作同様にライアン・ゴズリングを主演に据えての次作。こ…
>>続きを読む初見の時はポカーンだったけど、見聞が深まった今観るとこの作品の良さ分かる。
微笑みの国タイが舞台なのに一切微笑まない映画。
暴力的な描写とセンセーショナルな展開、押し殺された感情による余白的な間が…
賛否が分かれているのは良い映画の証だ。と監督が言っているようにもはや人にわからせる気のない映画。
でも映画も芸術である、と考えると芸術作品として完成度が高いとも言えるのではないだろうか。
基本的に…
■色彩が凄すぎて「次は一体どんなカットを観せてくれるんやろ」と90分間全く目が離せなかった。ストーリーとしては『ドライブ』に軍配が上がりそうだけど、これは話の内容とか度外視しても十分楽しめる作品だと…
>>続きを読む「ドライヴ」を初めて友人に紹介されて一緒に観た時、ニコラス・ウィンディング・レフィン監督の世界観に惚れた。
そして東京で彼の過去の作品を上映している事を聞きつけ、いてもたってもいられず駆けつけた。「…
刺さらない人には全く刺さらないだろうし、この映画が賛否両論って言われるのは確かに分かる。
でも、レフン特有の光と闇の使い方、左右対称の構図、残虐性のどれをとっても過去作の中でピカイチ。
個人的には『…
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