退屈ではなかったんだけど、特別おもしろかったわけでもない。特に最後があっけなくて、ぽかんとなってた。
良かったのは、画面が四角で、映像一つ一つが切り取られたように見えて印象的だった点。
ただ、私…
こんな映画は正倉院にでもいれてしまえ。そして正倉院展の度にみるくらいが丁度良い。「黒衣の刺客」をみることは、骨董や風景、絵画をみるのに近い気がする。映画の多くは観客に感情移入を促し、感動を生み出して…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
政治的思惑で女道士に預けられていた娘は、刺客になって戻って来た。
「情を捨てよ」と、元許婚を殺すように命じられて。
殺せなかった娘は道士に報告し、道士の元を去る。
美しい・・・只々美しい映像だった…
良くも悪くもホウ・シャオシェン監督の映画だなぁ、と思った。会話とその雰囲気だけで説明する手法は、ホウ・シャオシェン監督に慣れた観客ならともかく、一般受けしないよね。タイトルで本格武侠剣術ものを期待し…
>>続きを読むただでも歴史にゎ疎いのに、漢字だらけの国名ゃ人名に役職で其々の力関係がチンプンカンプン
早い話、命を受けた刺客が相手が好きな身内で殺せません!...てな内容かと
絹越し、引き、風に揺れる光の…
好みではあるし、美術&撮影がかなり良い。
ただ、格調高い雰囲気を作ろうとして、単純な話をわかりにくくして、演出を全般盛り上げ過ぎないようにしている巨匠にありがちな金メッキ系雰囲気映画なので、もっと…
難解やっていう評判が多かったのでザッと流れを予習してから鑑賞!
物語自体は思ったよりシンプルやったので圧倒的な映像美も手伝って全く退屈しなかったです!
真っ先に思ったのは自分が佛教大学出身やからか…
ざっくり言えば、時世に翻弄され自分の生き方を選べなかった女が、外から与えられる自己規定を克服し、新しい道を歩みだすって話ですよね?
いかにも台湾ニューウェイヴの筆頭・候孝賢らしく。舞台は唐というこ…
一枚絵の絵画としても美しい中国の風景がたっぷりと収められている一方、武侠映画としては明快なストーリー展開に欠けており、かなりの集中力がなければ、夢の世界に引き込まれてしまう。登場人物の内面を一切描…
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