奇蹟がくれた数式に投稿された感想・評価 - 180ページ目

『奇蹟がくれた数式』に投稿された感想・評価

じょい

じょいの感想・評価

3.5

数学の専門の知識は無くとも、ラマヌジャンの苦労や感動、そして非凡さがビシビシと伝わる。

故郷の寺院の床に数式をいつもいつも書き続けていたシーンや「自分には妻と数字しか無い」といった描写から、その人…

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2人の師弟関係が、お互い不器用ながら少しずつ歩みよって行くのがいい感じ。
clear

clearの感想・評価

3.8

数学のことはほぼ知らず、ラマヌジャンが誰かさえも知らずに見たけれど十分楽しめた。
二人の関係は友というより師弟のようなものだと思うけれど不器用に関係を築いていく様子が何だかかわいい。
デヴ・パテルは…

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TOT

TOTの感想・評価

3.9

歴史あるトリニティ・カレッジの建物が作り出す美しい光と陰の中で、神を信じない偏屈なイギリス人教授ハーディと、異国の地で神に祈りながら数式の研究に没頭するインド人ラマヌジャンのすれ違い、相克が作り出す…

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二人が公式を発見するのではなく、飛びぬけた天才であるラマヌジャンが閃いた公式を証明する話。
ただ、分割数の公式を証明しようとするラマヌジャンとハーディ、どちらもコミュニケーションの取り方が致命的に…

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amelie

amelieの感想・評価

-

実話は強い。20世紀初頭のイギリスでは、今以上に人種差別が激しかったはず。映画で描かれているのは恐らく、控えめなくらいだと思う。日本も然り。それは現代でも根強く残る。でも、真実を消し去ることは誰にも…

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のこ

のこの感想・評価

4.8

貧しいインド人の事務員ラマヌジャンの数学の天才さを、見抜き、認めた英国ケンブリッジ大学のハーディ教授!
たとえ人種が違っても差別することなく、対等に接し、彼のためにできる限り力になったハーディ教授、…

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ある天文学者の恋文に続き、ジェレミー・アイアンズの英国紳士っぷりがカッコ良かった。物語はまぁ読める流れだったけど、数学に疎くても凄さがわかる展開で頭いい人はいい人で大変なんだなと。対人関係とプレゼン…

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題材はいいし、数学をよく知らない人にもわかるようになってるのは良い。病気や戦争や差別などの時代背景も手堅く描けてる。特に「公式は既に存在していて、我々はそれを演繹的に見つけるに過ぎないが希にラマヌジ…

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いち麦

いち麦の感想・評価

5.0

研究者夫々の特性の違いまで踏み込んでいるからだろう…同じ数学者でも全くアプローチの違うラマヌジャンの独創性を評価しアカデミズムに順応させていくハーディの情熱に心打たれた。天才の命縮めたものにも思い…

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