いやすごすぎ。だれもこの時間配分で映画を撮ろうとはならないしこの構成で映画に仕上げることは出来ないだろうなと。喘ぐような生々しい性と生の標本。
アケルマンてこの時代にしてはありえないくらいクィアな映…
常に変化は続行してるのに、居心地良くなってんだか悪くなってんだかな1人の時間。実在するのか分からないあなたに綴る言葉。彼の話を何も言わずに聞いてるときの視線や微笑み。彼女との熱い交わり、だけど朝を迎…
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若い女性がひとり、家具を動かしたり、自身が納得いくまでマットレスを動かしたり。
砂糖を食べては手紙を書き出し、裸でうろうろ。
女性の語りがずっと流れる。
何かを待っているけどそれは明かされない。…
見も心も裸になって自らの恥部をスクリーンにさらけ出すアケルマン。その赤裸々な告白は見ているこっちが目を背けたくなるほどこっ恥ずかしくて清々しい。部屋に籠もって外の世界のことなんかどうでもよくなって、…
>>続きを読む同一屋内に終始する第一部と第三部はしんどかったけど、第二部はトラック内から、ダイナー、駐車場など空間的な広がりもあって興味が持続した。観る者の居心地を悪くさせるしつらえと、映画への配慮が同居している…
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シャンタル・アケルマン特集で観てきました。この表示タイトルとは違って、『私、あなた、彼、彼女』という邦題でしたね。
シャンタル・アケルマンは、ベルギー出身の女性監督で、2015年に65歳で亡くなっ…