『とる(撮る,取る)者は、』
黒沢清監督の最新作と言う事で、なるべく早めに行こうと見て参りました。
ですが、昔の黒沢清監督の作品は大好きでしたが、実は最近の黒沢映画『リアル』『セブンスコード』『ク…
黒沢清のヨーロッパ初進出作品。
世界最古の写真撮影法のダゲレオタイプの写真家のアシスタントになった青年。
ダゲレオタイプという撮影法に魅入られた写真家親子と青年はやがて夢か現実か、境界が朧ろな世界へ…
黒沢清のラブストーリーは死ぬほど悲しくて切ないから好き。
最近は原作ものばかりだったので久々にオリジナルの黒沢清映画観ると、あぁ黒沢清だなぁと思う。昔から『回転』の影響を隠さない映画作りをしてきた…
日本の伝統的な二種類の怪異譚をハイブリッドした黒沢清の新境地であり集大成であり。フランス人俳優&スタッフで撮ったフランス映画ではあるけれども。撮影順とは逆の公開順になった『クリーピー 偽りの隣人』に…
>>続きを読むダゲレオタイプという写真を初めて知ったのだけど、撮影に長時間かかり、その間モデルは拘束器具でポーズを固定される、まるで拷問のような技法。ただ、仕上がった写真はとても美しく、まるで生き写しのような、ま…
>>続きを読む全部覚えてられないけれど、すごい
本人もヒッチコックに対して言ってた(ヒッチコック×トリュフォーの映画の予告で)
「作家性から程遠い監督だと思う」というのは黒沢清のダゲレオタイプにも当てはまっている…
このレビューはネタバレを含みます
『ダゲレオタイプの女』鑑賞。芸術の狂気に取り憑かれたステファン、資本の狂気に取り憑かれたジャン、そして二人の狂気に翻弄されるモデルのドゥニーズとマリー。ふたりの肉体は失われるが、ダゲレオタイプの手法…
>>続きを読む人間を被写体として永遠にfixする最古の撮影法が息づく屋敷。美しい背景と何者かの存在漂わす揺らめきに浸りながらラスト胸のざわめく恐怖に襲われる…マリーの佇まいも巧い。ただ人間ドラマは薄くチグハグな…
>>続きを読む思いっきり小綺麗なフランス映画になってますねぇ
黒沢映画はもっと日本的なオドロオドロしいところがないと
映画を見ながら何処かでみたことが・・・と感じていたら、
亡くなった赤ん坊の写真を撮る場面…
黒沢清という監督は実力が確かで作り方もとても繊細に作る人だと思います。
ただこの人は心霊やサスペンスというものから離れる事を意識する方がいい。意識していない癖だとするならばなおさら。いつも同じように…
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