迷いこんだトルコ、イスタンブール。
不確かな時間と不確かな女。
連続する映像、断片的記憶映像が繋がって行く。
こんなにも不確かな物語だと言うのに、なんと心地良いのだ。
監督は、先日鑑賞した『ヨーロ…
物凄く不思〜議な映画でした。アランロブグリエは確かこれが初めてだと思いますが、ハマっちゃいそうです。
イスタンブールという場面柄、東洋とも西洋とも言い難く、なんとも不思議な雰囲気。音楽もそう思わせ…
このレビューはネタバレを含みます
不自然に静止するトルコの街の人々、舞台上で台詞を言うかのように話す警官。主人公男性のフランス人が心に思い描く東洋趣味(オリエンタリズム)は幻想であると風刺するように、映画の端々が「目に映るものすべて…
>>続きを読む名前だけは聞いたことあるアラン・ロブ・グリエ。何が良いって名前の語呂ですよね。に入る範囲の情報をかき集めてばかりいる。目に入ったサムネイルが印象的だったので。北野武映画のようなビジュアル。「わから…
>>続きを読むいわゆる普通の商業映画が展開する分かりやすくて観やすいといった感じからは、かけ離れているのが本作で時間の流れそのものすら曖昧でぼんやりとしていて、ずっと白昼夢を観ているかのような世界観が展開されてい…
>>続きを読む(c)1963 IMEC