こんなの絶対おかしい。でも役所側の言い分も分かるから尚更苦しい。どうしても限界はきてしまうわけで…人類皆平等、なんて世界は夢物語でしかないという事実が重くのしかかる。冒頭のネタ的なやり取りからラスト…
>>続きを読むたらい回しはうんざりなんじゃい‼︎
病気で医師から仕事を止められたダニエル。国の援助を受けようと役所に足を運ぶも仕事しろと言われる。でも医師には仕事しないように言われる…という無限ループにハマって…
端的に言えば、ラストは「泣いた」のですが、感動しました!って涙じゃなくて、余りに哀しく苦しくやるせない、そんな涙でした。
ダニエルおじさんみたいな人は日本にも大勢いると思う。制度自体を知らない人、…
隣人に愛をもって接すること。
年齢など関係なく、ましてや立場も関係ない。
シングルマザー、ケイティ達
役所のおばさん
パソコン教室で手伝ってくれる学生etc.
見返りのない優しさが描かれる。
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国から施しを受けようとは思っていない当たり前の権利を当たり前に享受したいだけの人間を排除してしまうような公的支援のあり方はイギリスだけに閉じた話ではない。善人が真っ当に生きられないような世の中を作っ…
>>続きを読むケンローチ監督が切り取る苦しい現実。
直視しなければならない現実。
日本だって他人事ではないし、それを認識させてくれる。
心臓病と社会保障制度の板挟みにあい、憔悴していくどこかのダニエルブレイクの…
クローズアップ現代でケン・ローチと是枝監督の対談があり。師弟関係ともいうべき間柄だった事を知る。「麦の穂をゆらす風」しか観てないので社会問題というよりは、アイルランド問題とか歴史政治問題の人という感…
>>続きを読む社会的弱者に対する役所のたらい回しや事務的仕事は身に覚えもあって、他人事と思えず。ただ、彼の葬儀に参列した顔ぶれに少しの希望を見出す。誰もが紙切れではなく自分で自分の名前を主張できる当たり前の世界が…
>>続きを読むイギリスの福祉は「ゆりかごから墓場まで」と手厚いと聞いていたが、福祉局の対応は冷たかったね。すべてがオンラインに社会が変化する中でも、昔ながらのやり方しか出来ない情報弱者に対して、日本なら担当者がや…
>>続きを読む原題は I, Daniel Blake
ダニエルは病気とシステマティックなお役所仕事に翻弄され苦境に立たされる中、ロンドンを追いやられ街へやってきた二児のシングルマザーを献身的にサポートすること…
© Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016