1914年のオーストリア=ハンガリー帝国皇太子暗殺事件と現代のサラエヴォを結ぶことで、過去の歴史の反省から生まれたEUの理念が崩れ行く欧州の現実を描く。
映画全体として、サラエヴォ事件の経緯やサ…
未だ民族紛争の絶えぬ地で、サラエボ事件を下層に敷きつつホテルの裏側を描いた群像劇。そのラストは、もはや100年前とは違い、誰が悪者なのかすら見えない現代社会の闇を暗喩するかの様で見事な社会派ドラマ…
>>続きを読む歴史的背景をチラつかせた作品ではあるが、描いているのは日常のフィクション群像劇。故に事前知識を入れたとこで、なかなか馴染めない作品であった。
名誉ある賞を獲得した程の作品だから、旧ユーゴ方たちはもち…
2017年51本目
サラエボ事件がWW1の発端だとも知らなかったので、
事前にWikiで勉強して見たつもりでもやっぱり難しかった。
内戦は知っていても、すっかり民族間の蟠りも理解できてなくて
畳み…
社会派映画のダニス・タノヴィッチ 監督の作品であり、第1次世界大戦開戦の引き金となったサラエヴォ事件の関連でお話が進むことから、自身の知らない歴史的な内容などと勝手に勘違いして見に行きましたが・・・…
>>続きを読む皆様のレビューを読み、第一次世界大戦のきっかけとなった「サラエボ事件」、1992年から1995年まで続いた「ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争」を知らないとポカーンな映画、との空気が充満していたので、鑑賞…
>>続きを読む世界史で勉強したはずなのに…。全然ついて行けなかった。セルビア人、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、ムスリム、色んな単語が矢継ぎ早に飛び出てきます。
タイトルに“銃声”とあるので、誰が誰を撃つのか、が気に…
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