女王陛下も女官も侍女も、三者三様に気高く醜悪で、卑猥で悲しい。着飾った貴族らが卑しく脳なしであるように、喜び、妬んで、宮殿は煌びやかでゲロまみれである。
そんな景色を切り取るヨルゴス・ランティモス…
■一言で言うと
つまらないワケがない
■もう少し詳しく言うと
何かの記事でランティモス監督がピーター・グリーナウェイをリスペクトしている、という記事を読んで、とても腑に落ちた
この映画はグリーナウ…
中世のプラダを着た悪魔。不遇で強かで美しい女性を演じたら右に出るものはないエマ・ストーン。装飾、衣装、風景どれを見ても華やか。栄華を極めた故の醜悪さと狂気の中で女性たちが何者かになろうともがく姿は美…
>>続きを読む『哀れなるものたち』からヨルゴス・ランティモス監督の作品を見返している。
上流から落ちた若い女性が自信の知恵と策略によって再び上流に返り咲こうとする話。『哀れなるものたち』よりストーリーはシンプル…
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