原作未読。
2日に分けて鑑賞したのは正解だった。
第一部
ピエールが語り手でアンドレイが主人公。貴族の虚飾に満ちた生活に辟易する厭世的なアンドレイが戦場で生死さ迷う経験、妻の出産と死別を通して…
ボンダルチュークは、黒澤明と会ったときに「戦争と平和」が酷評されて一緒にいたタルコフスキーが気の毒がった話が思い起こされる。黒澤明は、壁にぶつかったら「戦争と平和」を読み直すと言う信仰に近いファンで…
>>続きを読む映画、文学、音楽、絵画。
いわゆる芸術と呼ばれる物には、いろいろな側面があると思うが、その一つに、意味を定義付けせずに、曖昧な形のままにしておけるという側面があると思う。
そして、意味が決定されて…
サタンタンゴ以来の体験と疲労感。大分端折られてはいたけれども、艶々しい奈落。
頽落した今となっては二度とこんな映画作れないだろう。
もし窓の外にあったものが反動であったとして、その反動はどう振る舞う…
フィルムの退色が進んでいて、終始画面全体が赤色に覆われていたのはちょっと残念。フィルムの状態は知らせといて欲しいなあ。
全体的にかなりテンポが悪い。序盤、シーン始めの状況説明として屋敷の全景を映す際…
六時間見るのはつらいから、四時間の総集編をみて、見たことにしようと思ったのに、びっくりするようなはしょりかたするから機会があれば完全版で見なければ、、、という気持ちになって逆効果でした。
戦争シー…
トルストイ関連作品はたぶん初。第一部第二部は(正直)続きを見ようか迷うレベルだったけど第三部がいかんせん面白くて結局4日間かけて7時間全部見きった。何だこの達成感。国の総力を挙げて映画が作れるってす…
>>続きを読む