試写会にて鑑賞。
父親と母親が早朝から夜遅くまで追いかけられるように働いて家族の歯車がおかしくなっていく。
借金に縛られて休むことも出来ない父親も哀れだし、まだ小さい女の子が毎日家でひとりで寂しく…
これは日本でも他人事じゃない話だな。どん底まではいかなくとも日々の生活が精一杯。ささやかな暮らしをしたいだけなのに、うまくいかない、どーにもならない。容赦なく狂わされる家族の歯車。こういうときこそ家…
>>続きを読む宅配してくれるひといつもありがとう。
介護士さんたちありがとう。
同監督初鑑賞。
引退をとりやめて撮るなんてどんな映画なんだろうと思ったけど、シンプルだったし、今このときに観るべき作品だった。
…
このレビューはネタバレを含みます
日本でも社員応募を謳いながら蓋を開けてみれば、適当な名前を使い、実質的に委託社員のような契約を締結させてこようとする企業は多い。
この問題は深刻で、本作では転職や苦肉の策での個人事業主という道だった…
心の拠りどころは
愛する家族なのだと思い知らされる作品
優しい人々が「温かい家族」を守ろうと
分刻みの日々をおくる
働けど働けど暮らしは楽にはならないけれども
妻のため息子のため娘のため全ては家族の…
徹底したリアルに貫かれている。
低所得の家族が描かれているが、これはどんな家族の中にもありうる現実。
社会は加害性を内包している。誰かを自分のコントロール下に置くことで、なりたっているから。
父は反…
ロングライドさんのご招待の試写会にて
ケンローチ監督が引退撤回してまでも描きたかった
大きい資本に搾取されるばかりの
フランチャイズの個人事業主のドライバー
労基法みたいな救済措置もなくて
人並み…
ロングライドさんの試写会で公開前に鑑賞させて頂きました。
前作の「わたしはダニエルブレイク」は、止む終えず引退した単身の労働者だったけど、今作はまさに子育て中の現役労働者世代。それだけに、難しい世…
働いている。これ以上ないほど働きなんとか生きている。それでも、貧困から抜け出せず、何かあってもそれは「自己責任」だと言われる。なぜこうなるんだ、ということばかり。
そして、周りの人から見えている…
© Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2019