【TIFFJP2019:ウディ・アレンが忘れたもの】
ノア・バームバックが『マイヤーウィッツ家の人々 (改訂版)』に引き続き、Netflixとタッグを組んで新作を作り上げた。『マリッジ・ストーリー』…
映画は人生の予行演習、全く人種も文化も世代も違う人の人生を追体験して、その中に自分を見つけ出す…
そういう映画体験の一つとして「マリッジ・ストーリー」はかつて愛し合っていたはずの2人の別れを、とて…
東京国際映画祭、特別招待作品。
スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーによる、不器用で不恰好な離婚調停劇。
FOXサーチライトみたいにハートウォーミングな作品でしたが、Netflix作品な…
TIFF2019
いやなんか、こういう世界は真人間(笑)であるがゆえのまっとうで贅沢な悩みだなあと真人間ではないわたくし(自虐)は眩しくて少し引いてしまわないでもないが、しかし超上手い。ノア・バー…
今年ベスト3に入りそうな笑いあり涙ありなド傑作。あと、わりと誰にでも勧めやすい!!
全てを分かり合ったり、受け入れたりすることはできなくても、それでも人と人が互いに相手を思いやりながら一緒に人生を…
このレビューはネタバレを含みます
マリッジストーリーというタイトルもあって、冒頭のシーン、お互いに尊敬し合あっていることがわかるモノローグの交換、理想的な夫婦の物語と思われた矢先に離婚調停中の物語であると明らかになる、この巧みさです…
>>続きを読む新進気鋭の舞台監督と主演女優の夫婦。傍目には大きな問題もなく、二人力を合わせて成功への道を築いていたはずが、いきなり離婚の話し合いに入っているところからのスタート。
おそらく妻の側から切り出した話で…
離婚という白黒つけなければならない問題を、夫婦それぞれの白い部分と黒い部分をきちんと見せた上で、うやむやにグレーにするのではなく、白は白のまま、黒は黒のまま、ロマンチックかつリアリスティックに描いて…
>>続きを読む©Netflix