父の事情で祖父家に身を寄せた姉弟の夏の物語。
昔の日本に似た雰囲気の中、たわいない日常だが少女オクジュの視点から家族というものを繊細に見つめていて親子や兄弟とは何か改めて考えさせられる。
家族だから…
思春期の多感な時期に両親の離婚で母親を失い、近しい存在の叔母もまた夫婦関係の終わりを迎えようとしている。
高齢の祖父は、妻に先立たれ寂しい一人暮らし。そして、その祖父の死。
家族としての幸せの形が…
夏休みに田舎のおじいちゃん家で過ごすの、私も実際そうだったからよく分かる。きょうだい喧嘩もあるあるだけど、身近にきょうだいがいるというのは心強いものだ。そして、いつも一人で過ごしているおじいちゃんは…
>>続きを読む大人になったってどこか欠けている。人間とはそういうもんだ。家族における立ち位置の違いはテーマになりがちであるが父であり子であり兄である、彼の欠け具合も見事(それが映画の主軸ではないことも含め)。
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前半の展開があまりにも平坦で、自分は退屈に感じた。
一つ言えることは、死ぬ死ぬ詐欺の『フェアウェル』よりもフェアウェルしてたし、英題 Moving Onの方が内容を端的に表している。あ、二つでした…
日差しの捉え方が素晴らしかった。朝日、真昼の差し込む光、夕陽、そして夜とのコントラスト。微笑ましい家族の夏の日々と子どもから大人へと移り変わる少女の心の揺れ動き。少年の頃に過ごした夏とはまさにこれだ…
>>続きを読む3作目
14:00上映 SCREEN3 44席 👨4 👩4
新人ユン・ダンビ監督作品
主人公10代のオクジュは弟ドンジュと姉弟
父の事業の失敗でアパートを引き払い夏休みということもあり祖父…
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