風を感じる瞬間がある。風を当たってる瞬間。自分が出ている映画を観てそう感じるのはゴダールの映画だけ by ナタリー・バイ
ジャン=リュック・ゴダール『勝手に逃げろ/人生』
(『軽蔑』そして…
イザベルユペール
「出演するにあたって作品や役柄について
彼(ゴダール)にいくつかの質問をしたの
"苦しむ顔を撮ることになる"…それで十分だったわ」
「彼はこれが再出発だと言い
ここから新たな物語が…
突然のスローモーションや、会話している2人の音声を背景に通行人を撮ったり、音楽が何種類も混ざって移り変わったと思ったら突然切れたりと、実験的な映像効果でカオティックな現代社会を表していて、交錯する登…
>>続きを読む放送局を辞めて農家に移住する女、去っていく恋人、前妻、娘の間でゆらぐその恋人の男、彼が呼んだ娼婦、三人の主役をリレーしてそのぐるりを描く。政治かぶれというか同時代人(`79)に既存の生活様式への考察…
>>続きを読むJCカリエールの基本下ネタなド変態脚本がリスタートを飾るにふさわしい底意地の悪さで最高。
他のゴダールに無かった様なGヤレドの音もいい。
SEと見せかけて楽隊がそのままカットインしてくるみたいな…
コマ送り。流れ続ける音声。異なる道路。プツリと止まる音楽。日陰の室内。木漏れ日。切り取られた街。人間が歩む。むしろすこし冷ややかに。疑うことから始める。照れ屋な"彼"が告げる。逃げられる者は逃げろ。…
>>続きを読む最初のストップモーションでDVDの不良を疑ったのは俺だけじゃないはず。ストップモーションはその後も頻出するが、鼻血出るまで殴る、走って抱き合う、飛び込んで抱きつくの三回には何故か爆笑した。
「この…
79年のジャン・リュック。いわゆる”スイス時代”の作品。
デュラス、ブコウスキなどなど文学がたっぷりと引用されてますので文オタの方はとても楽しめるでしょう。あ、でも、26歳のユペールは十代に見える…
Sauve qui peut (la vie), un film de Jean-Luc Godard. © 1979 Gaumont (France) / T.S.R. / Saga Productions (Suisse).