ボスニア紛争のスレブレニツァの大虐殺を、国連側の通訳のアイダが家族や市民を救おうと、施設内を忙しく働き回る。
映画だとセルビア側が悪のように見えるが(実際、ナチスドイツのような虐殺をしているのだが…
映画で描かれる出来事の前提を整理しようと思って岩波新書の『ユーゴスラビア現代史』を読んで行ったのだけれど、著者の柴宜広さんが字幕監修をしておられた。
柴さんは今年5月に亡くなられた。ここでの監修が最…
NO2155
今年のアカデミー賞の外国映画賞にノミネートされたボスニア・ヘルツェゴビナ作品で、監督は「サラエボの花」でベルリン金熊受賞のヤスミラ・ジュバニッチ。
1991年に始まったユーゴ解体に伴…
あらすじにあるような自分の家族だけでなく同胞も助けるために奔走、というのは違う気が、、
以前観た、セレブレニツァの陥落で引き裂かれたボスニア人とセルビア人の若い恋人の話もそうだけど、救いがないんだ…
1995年7月。ボスニア、スレブレニツァ。かつてムスリム人(ボシュニャク人)が大勢を占めていたこの町は、セルビア人勢力(スルプスカ共和国)に包囲され、絶体絶命の状態にあった。国連はスレブレニツァを安…
>>続きを読む『アイダよ、何処へ?』鑑賞。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争でのスレブレニツァ・ジェノサイドの顛末を再現。そこに向けての展開のみでもう救いようがなく強烈。主人公の顔付きからも戦争の長さ、苦しさ、話の行方…
>>続きを読む終始、主人公・国連軍の現場職員たちにとって、理不尽な事しか起こらず
見ていて、カタルシスのかけらもなく
非常に突き刺してくる1本
現在ののアフガンにおける事態などで日本人はこのような事を毎度意識す…
ボスニア紛争で起きた、スレブレニツァの虐殺を主題にした作品でした。
旧ユーゴ系の映画では、ちょっと前に「アンダーグラウンド」を見ましたが、あれとは対照的にストレートに紛争の残酷さ、過酷さを描いてい…
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