ボスニア・ヘルツェゴヴィナの紛争を舞台にした作品で、心を揺さぶられ続ける不条理劇でした。
この紛争について、ほとんど知りませんでしたが、『MINAMATA』しかり、この作品も、勉強の入り口にもってこ…
エンタメに振れた作風だったらハラハラする撮り方をするんだろうが、この作品はどんどんやばいことになっていく過程が淡々と映されていく。
アイダが自分勝手という意見もありそうだが、誰でもアイダの立場になれ…
これは「他所の国のお話」ではない。
ラストシーンがこの作品を観ている全ての人に問いかけてくる。
自分の身近に、
南京大虐殺は証拠といえるものがなく、証言ばかりで事実とは言えない
と主張する知人がい…
アイダの味わう苦悩と恐怖をしっかりと見なければいけません。隣人を見捨てることの呵責を、自力ではどうにもならない歯痒さを、全てを背負わされた彼女の眼差しを。
ナチスドイツによる恐るべき暴虐をも思わせ…
"そこに、神はいなかった"
このキャッチコピーがすべてを物語っている……
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中の1995年に8000人以上がスルプスカ共和国軍によって虐殺された"スレブレニツァの虐殺"を…
ボスニア戦争における「スプレ二ツァの虐殺」の史実に基づくドラマ。8,000人以上が虐殺されたこれほどの悲劇が、これまで日本でほとんど報じられてこなかったことに衝撃。
国連による安全地帯とされていた…
共存するしかない
原題は「QUO VADIS, AIDA?」です。
ペトロがイエスに投げかけた問い「Quo vadis, Domine(主よどこにいかれすのですか)」に由来しています。
邦題は「ア…
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