このレビューはネタバレを含みます
独特のテンポと空気感に引き込まれて3時間を長く感じなかった。
感じたことを言葉にするのがいつも以上に難しかった。
『ワーニャ伯父さん』のセリフや、音さんの語る物語が、その時々の場面や心情を表してい…
「車の中で、あの人の思い出を辿る」
演出家である主人公は俳優であったその妻と、日々を暮らしながら脚本を描いていく。
脳梗塞で妻を亡くした後、ある作品を作る事になり、広島へ行き、そこで作品作りに勤し…
ドライバーのみさきの、女性とも男性ともとれない佇まいを見ているといかに自分が欲望渇望に翻弄されて自爆するような人生を送っていたのかがわかる。「嘘を見抜く」ことができないと生活ができない暮らしをしてい…
>>続きを読む©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会