小野田という人は純粋な人だったんだろうか。
綺麗事だけではない、盗むし殺すし、まだ戦争は続いてると自分達を正当化し、地域住民にはさぞ恨まれたことだろう。
でも、これだけ長い間潜伏し続けたのは最後まで…
「消えた武士道」
小野田さんのことをすっかり忘れていました
1972年というと今からもう50年も前になってしまうのですね
今の若い人達は知らないでしょうし信じられない事実です
映画を見ないにしても…
凄い映画の内容だった、過酷な生活をただ一日一日と生きる小野田さんと部下の三人
普通に生きる毎日を特別だと認識させてくれること以上に大変だっただろうなぁ、って。鈴木紀夫さんが来て言われた事はとても衝…
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終盤に鈴木青年が迎えに来た所、小野田さんの30年を思って涙が出た。
役者さんがみんな良かった。
特に津田寛治と、小塚の青年期、老年期の俳優は本物の日本兵に見えた。
太賀の鈴木青年も良かった。
上司を…
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『狂気なのか正常なのか愚かなのか英雄なのか』
《感想》
その時の時代。
その時に生きていた人が戦争によって
孤立して。
時が経ちジャッジされる。
そりゃー
良いも悪いも意見が出てくる訳だけ…
映画のテーマとなっている出来事についてはニュースや報道で知っており、結末についても分かった状態で鑑賞。あのような過酷な状況で約30年も生き延びられたものだと痛感した。この状況について理解できない部分…
>>続きを読むこれが史実に基づいているという事にまず驚く。刷り込みや教育によって、人間にここまでの異様な忠誠心が生まれることも。
ことさら小野田さんの様な純心な人が、人生の大半を捧げるほど命令を信じ続けられたのは…
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