【音で意識を捉える現代版”ノアの方舟”】【東京国際映画祭】
頭の中で爆発音がする女性が旅をして現地の人たちと触れ合うヒューマンドラマ映画。
東京国際映画祭の大目玉作品で、チケットを取ろうとしたら秒…
主人公の不可思議な音体験を追っていたら、いつのまにかコロンビアに抱かれている美しい微睡みの旅。
土着と外来の人の記憶の残留思念が音になり、自然と人体と映画の境界を震わせて、遂には溶け合わせて、幽玄の…
東南アジアのコンペ系の映画が難解な作品ばかりなのは、アピチャッポンの悪い影響なんではと勘繰っている。そんなアピチャッポンの新作はやっぱり難解で必要とも思えない長回しやカットが満載で、それでも何故か惹…
>>続きを読むアピチャッポン監督作は初体験。Tiffにて。静かな場面と長回しが多く、途中うとうとしてしまいましたがあの音で度々ハッとしました。自然の音がとても良く聞こえ、映画の中に入り込めたので音響の良い映画館で…
>>続きを読む海を渡ってもアピチャッポンは変わらない、のはそうなんだけど彼のスピリチュアルな世界認識を少なからず支えていたタイに土着の雰囲気がなくなると、スピってる部分だけが浮いて淡白に感じてしまう。タイ時代の映…
>>続きを読む2021/11/01 よみうりホール
言わずもがな判別できる立場にないが、アピチャッポンは唯一無二と思ってしまう。
再確認したのは、やはりアピチャッポンは音楽センスがポップというか、オシャレである。…
一足先にやっと鑑賞…
これだけは言える、絶対映画館で見るべき作品。
(できれば音響が良い映画館)
観客に理解させようと作っている映画じゃなく、観客自身の潜在意識みたいなところに問いかけてくる作品だ…
TIFF。意味があるようにも全く無いようにも見えるその瀬戸際で、ファンタジーをユーモラスに物語る。アピチャッポンのますます研ぎ澄まされたバランス感覚に戦慄せずにはいられない。これまで以上に物語の前面…
>>続きを読む巨匠アピチャッポン・ウィーラセタクンが自身も患われた脳内爆発音症候群をヒントに南米コロンビアで撮影した新作。
彼の作品は西洋の医学や科学の見地とは全く正反対のベクトルで切り込んでくるからタイで撮ろ…
©Kick the Machine Films, Burning, Anna Sanders Films, Match Factory Productions, ZDF/Arte and Piano, 2021.