齢30にして何者にもなれるとまだ信じている、というか何者にかになってしまうことへの恐れをいろんな手法で見せていく。ヨアヒム・トリアーにしては編集のテンポが早いけど、12章もあるのでぽんぽんいってくれ…
>>続きを読む才能に恵まれ優秀なのに
何者にもなり得ないまま30を迎えつつあるユリア
彼女が奔放に正直に
失敗し迷い悩みながら
夢と現実の折り合いをつける
スリリングでロマンチックで疾走感溢れる自分探しの日々
…
衝動的に何かにトライしていく。
20代って、そういうものだと思うし、まだ何も成し遂げていないのに、子供が欲しくないというユリヤの気持ちは、とても分かる。
脇役しか演じられないのはいや、というセリフ…
ユリヤと同世代だけど全然刺さらなかった。終始爽やかに描かれているけど内容はドロドロの浮気話。10代20代によくある葛藤(自分は何者か、人生の主役になれているか)を30歳になっても抱えて、でも確かに歳…
>>続きを読む冒頭の、ユリアが自分は医者より人の感情や内面に関心があると言って心理学を専攻し、次に写真家で更に物書き、という職業の移り気も、ある種の浮気性と捉えた演出なんだろうと思う。勃起させる前が好きというのは…
>>続きを読むやりたいことが定まらないユリヤ。
恋愛に関しても自分勝手だし、妊娠についての考え方も良いとは言えない。
ただ等身大の女性の考え何だろうなーと思いながら見ていましたが、タイトル通り「最悪な女性」です…
OSLO PICTURES - MK PRODUCTIONS - FILM I VAST - SNOWGLOBE - B-REEL - ARTE FRANCE CINEMA