不可抗力の交通事故死で外交官の夫を奪われた女と加害者の貿易会社の男。他にぶつけられない憎しみと償っても消えないお互いの傷。そんなデリケートな状況から2人に恋心が芽生える過程を丹念に描いていて嘘臭さを…
>>続きを読む最後に加山雄三の歌付き☺️
奥さんの苦悩は伝わってくるのだけど、加山雄三は笑顔多めでこういうものか?と思ってしまう。加害者は神妙にしていろというのは横暴だけども。手荒な喫茶店良い味だなぁ。窓にハンカ…
成瀬作品もここで一区切り。成瀬監督の遺作となり代表作でもある『乱れ雲』。
突如、官僚だった夫を交通事故で亡くした若妻と加害者である青年が次第に惹かれ合う様を描いたメロドラマ。
1967年製作の本…
通常のメロドラマでは省略されるであろう遺族年金を貰う時の事細かい計算式と制度の説明に驚く。収入の減少が人間関係と生活空間の変化(移動)を否応なく促進するなかで、加山雄三の清潔感のある誠実さに観ている…
>>続きを読む映画として上質な作品。邦画がこんなにレベル高かったなんて、、、今では考えられない。
2人が恋愛をしたって誰にも迷惑はかけないのに、タイミングが悪かったり、世間の視線が許さない。呪縛のようなものの描写…
成瀬巳喜男は3本目だが毎度冒頭に明かされるハードモードっぷりにポカーンとしてしまう。
この話が成立してしまう脚本、主演二人の演技に溜息が出る。
特に加害者男加山雄三の好青年っぷり、あそこまで曇りない…