子供の世界がじっくり描かれている。
会社員として上司のご機嫌を取る父親と父親に嫌悪感を抱きながらガキ大将としてなり上がって行く子供。兄弟の息ぴったりの演技が可愛い。カメラが横移動だったり、自転車に乗…
家では威張っている父親が、会社の上司にはペコペコしている。それが理解できない兄弟が父親に反発する。大人はサラリーマンと階級社会の萌芽、子供はガキ大将と昭和初期の世相を感じさせる。個人的には母親役の吉…
>>続きを読むAmazonPrimeビデオの活弁ありバージョンで再鑑賞。
大人には大人同士の、子供には子供同士のヒエラルキーや人間関係がある。そこに親と子という縦軸を通すと関係性は複層的になる。ましてや親は嘗て…
小津安二郎レガシ―戦前無声映画。
まさか無声とは思わなかったので、無声と気付いた後はひたすら忍耐。苦笑
しかし、辛抱強く目を凝らし「子供社会のヒエラルキーと大人社会のヒエラルキー」という普遍的テ…
アマプラの活弁入りVer.で鑑賞。
小津安二郎のサイレント期を代表する作品。彼のサイレント映画を見るのは初めて。
『東京物語』に代表される、いわゆる「小津調」と呼ばれる映像世界はまだ確立されていな…
ゆっくりうるさくない映画を探して、サイレントムービーに手を出した。
ゆっくり静かに落ち着いて見ていられた上、期待していなかったけど、ちゃんと子ども目線ながらも大人も考えちゃうようなストーリーで、偉い…