モノクロの美しいこと!
夢シーンの光彩の変化、その輝きは目に焼き付く。その夢の棺桶と時計がこれからのストーリーを暗示するうまさ。
老年の男は仕事を讃えられた授賞式参加の旅にでる。それは計らずも人生…
本当に好きだ…
特に何か特別なことが起きたわけではない、むしろ主人公の老医師にとっては空虚さのようなものが押しつけられているのにこの暖かさはなんなんだ…
老医師の自身の空虚さや後悔・死への不安とい…
ベルイマンはじめて観るならこれだろうなあ、って感じの1本
白い光とか見た後だから面食らった
イサクの息子がああ言ってくれてうれしかったなー
それと、出会った老人を尊敬して花を摘むような若者に、あた…
・とにかく文学的。「硝子戸の中」を観ているようだった。
・最初の夢はとにかくシュールだったので興味深く感じたが、後におとずれる回想シーン的な夢は非常にシンプルだった。
・車の中などはユーモアも感じら…
今まで観てきたベルイマンの映画とは少しテイストが異なったテイストだったけど面白かった。夢と共に人生を振り返りそれと同時に現実の対話を重ねていくことで理解が生まれ彼自身にも変化が現れる、死を前にした老…
>>続きを読む長きに渡って医師として活躍し、結婚をして、子供は自分と同じく医者になり、沢山の人から尊敬され、大学から名誉博士号を与えられたイーサクは、明らかに幸福な人生を歩んできたかのように思える。
しかし、イ…
老境に差し掛かっていざ自分の人生を振り返った時、心に何が残っているか、何を思い出すか?
まず家族友人恋人たちとの交流とか過去の栄光とかポジティブな事を思い出すだろうが、そこから深く深く潜っていく…
人生•家族•愛
老いた老人は
自分の死をみることで、現実の自分が死にかけていることに気がつく。
主人公も心のどのかで家族からの愛を求めていたんだと、ラストシーンで感じた。
車の中で3つの社会が併存…
人生の何もかもを、
包むように肯定してくれる作品
若い間にこういった作品観ると、
今起きている悲劇についてや、
年老いることについて、前向きな気持ちになれる。
自分が年老いたあとに何を思うか
そ…
「冷たい優しさ」
関心を持たないという冷たい優しさ
それは罪なのか
罪になるのだろうか
そういう風にしか生きられない罰が孤独という事なのだろうか
身につまされるるね
人と関わるとストレスばかりだ…