ラストの愚劣な台詞がすべてを物語っている。風に舞う紙切れと野晒しの死体、ローマ郊外の娼婦殺人事件を容疑者数人の支離滅裂な証言(回想)から紐解いていく『羅生門(1950年)』的な展開。ミステリーであり…
>>続きを読むところどころ「お」と思うかっこいいカットはあるんだけど、全体的には散漫で退屈なので、この才能の展開は次作の「革命前夜」を待たないといけない。最初、黒澤「羅生門」のようなことをやってるのかなと思ったけ…
>>続きを読むベルトルッチ長編第ー作。一瞬、黒澤も描いた芥川の“藪の中”調かと掠めたが違う。当時の若者文化香る異なる膨らみを持つ複数の話が1か所で重なる構造。やはり表裏別視点から覗き見るような重なる場面が秀逸。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
オープニングの屍体の指に残っている不釣り合いな大きな指輪と剥がれたマニュキュアにタイトルロール被せる21歳のベルトルッチの映像感覚…不快な空気が満ち満ちて始まった🤩ところが、何度も寝落ちしてしまい……
>>続きを読む
ベルトルッチの初監督作。
こんなの卒業制作とかで持ってこられたらたまんねーよ!!!という気持ち。
最初のカットに全振りしたのかなというくらい最高の死体ショット。
現場近くにいた怪しい男たちを一…
ある娼婦殺しの事件の容疑者達の証言と回想。冒頭、高架から捨てられるびりびりに破かれた紙片の、風に攫われた先の草叢に死体が横たわっているオープニングがスタイリッシュ。極端なほどの顔面のクローズアップや…
>>続きを読むきちんと夜に撮っていそうな公園場面には、深い暗闇が。
回想が数パターン繰り返され、何度も現れる通り雨は栞のような役割を果たす。
高度経済成長期以前のイタリア、という設定なのか、登場人物たちは一様に…
主題なんてあって無いようなもので、撮りたい画面だけ撮っている感じが伝わってくる。撮らなきゃいけないものが存在しないから、のびのびと軽やかに弾んでいる。巨匠になったらまず撮れないタイプの映画。『羅生門…
>>続きを読むベルトルッチのデビュー作
原案はパゾリー二
羅生門形式ミステリなのかと思ったら
やっぱり途中から訳が
分からなくなる笑
つくづくヨーロピアン?
系映画は難しいなぁと思った
毎回ながら
…