生きていくにあたって選択があること。
どちらか又はどれかを選んでも大半が希望であること。
選択して生きていける現代の私たちは贅沢な時間を生きていると思う。
あの時代を生きた人たちの人生には選択肢が1…
ヒトラーとスターリンに引き裂かれた悲劇の国、ポーランドの過去。
ナチの影に真相が葬られた、ソ連による虐殺。
淡々と寡黙に描かれるが、とても重厚。
当時の独ソと、それに挟まれていた東欧諸国の関係など…
この映画を見るまでカティンの森事件のことを知らなかった自分が恥ずかしい。
ポーランドの残酷で悲惨な歴史。しかもドイツとソ連の板挟みで真実を隠そうとする。
ラスト10分が衝撃すぎてしばらく呆然。
人…
淡々として、ドラマチックな見せ場などはあまりないものの、ドイツとソ連の狭間で翻弄されたポーランドの人たちの悔しさ・無念が滲み出るようだった。
カティンの森事件=第二次大戦中、ポーランド軍の捕虜など…
おいそれとは観れない気がして、覚悟を決めて観た。アンジェイワイダ80歳にしての作品。この歳になってこの映画を撮ることの意味、この歳にならなければ撮ることができなかったと言うべきか。並大抵ではない怒り…
>>続きを読むだらだら観てたら登場人物に混乱。ストーリーも緩慢で集中しにくい。一体これがどうやってまとまっていくんだろうと思っていたら、ラストで目が釘付けに…。
この映画はラストが全て。
悲惨で重い後味を残す構…
昨年亡くなられたアンジェイワイダ監督作品をまだ1本も見れてなかったので、まずはこれを。
嘘をつく。
些細で小さな嘘なら簡単。でもその嘘があまりにも巨大だったら人はきっと生きていけない。無理矢理に…
また悲惨な史実を知った。
無音のエンドロールが流れる中、なんとも言えない重苦しい気分になった。
最後にあのシーンを持ってくるとは…確かに頭に焼き付いて離れない。
どんなにか無念だった事だろう。
そし…