一家を軸に一つの街を語った映画……でいいのかな?あとは『カサノバ』的というか。
手塚治虫の漫画みたい。語り手が出てきて、画面外からヤジが飛んだり、基本的にドタバタギャグ。ムッソリーニの顔の前で結婚式…
この街の起源は歴史の霧のなか
白い穂綿にくるまれて流れゆく記憶
私はこのハイテンションが大好き
愛があって楽しくて哀しい
無秩序のうちに秩序がある
エミール・クストリッツァの創り出すワンダーワ…
自分の住む町にも、色々な人がいたけれど、そういう思い出を、フェリーニみたいに撮ることができたら良いのに!と、その才能に、心底感動する。
どんな些細な思い出も、本当に魔法のような瞬間に描いていく。沸き…
『アマルコルド』とは、フェリーニの故郷の方言で「私は覚えている」という意味らしい。
監督の少年時代の郷愁を綴っていて、少年ティッタの家族を中心に、イタリアの小さな町の春から1年間の様子を描いたもの💫…
綿毛の飛来と共に一年が始まる街、リミニの、とある一年を切り取った物語。この映画を観ると、イタリアの「土地」の磐石さに気づくと共に、羨ましく感じると思います。例えば舞台となる時代のイタリアはファシズム…
>>続きを読む気づけば大人になっていた時、ふと思い出す子供の頃に描いていた家族風景、未来の自分や夢。溢れ出す性の問題や壊れた友情、破れた恋。誰かに相談する事もなかった悩み。人生は決して順風満帆ではないけれど、それ…
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