このレビューはネタバレを含みます
自転車の二人乗りといえばイタリア映画。
まず最初に自転車が無いらしい主人公が登場。てっきり彼が自転車を泥棒するのかと思いました。 妻を待っている間に自転車を放置。この間に見張りを任せた子どもにしてや…
舞台は戦後のイタリア。主人公は職業紹介所で自転車があることを条件に仕事を手に入れた。しかし自転車を質にいれてしまっていたので、家のものを売りやっとのことで自転車を手に入れたが、仕事中に自転車を盗まれ…
>>続きを読む自転車を盗まれて、自転車を探しにいくただそれだけの話。
このストーリーだけで格差社会を描ききる姿勢には頭が下がる。
盗んだ兄ちゃんにとっては、たかが自転車だったのかもしれないが、主人公にとってはそ…
自転車を盗まれて
そこから始まるたった二日間の物語の中に
色んな要素がつめこまれている
傑作だなあ
どうしようもなくて
焦っているときって
藁をもつかみたいよね
社会背景がみえて
最後は切な…
たった2日間のできごと。
彼らは自転車を通して「人生」を見た。
戦後のイタリア。
仕事を見つけるのも大変で、欲しいもののためには家にあるものを質屋にいれてまでお金を得なければいけなかった。
(シン…
2016.09.19
「あんなに愛しあったのに」…エットーレ・スコラ監督の映画を観たら、この「自転車泥棒」がとても重要なファクターになっていたので、こりゃいかんと鑑賞。
いい映画でした、頑張る庶民…