【生きるための罪は罰せられるか】
第二次世界大戦後の1948年のイタリアで作られた、ヴィットリオ・デ・シーカ監督のネオレアリズモ映画の代表作。
〈あらすじ〉
失業中のアントニオは、ようやく映画の…
イタリアン・ネオリアリズムに触れる機会があり、その関連で。
生活に根ざしたギミックや、大人のどうしようもなさが子どものあどけないコメディによって強調される点など、小津安二郎監督作品に似たものを感じた…
このレビューはネタバレを含みます
こういうお父さんみたいな人見てると、なんかこう、もっと要領よくやれよ!と強く思ってしまう。
息子はいい子だし頭もいいし走り方から一生懸命さが伝わってきてホッコリする。
戦後イタリアの貧しさ、仕事…
つらい。つらいよ。つらすぎる。
ブルーノ、、、、、、、。
1940年代の映画で戦後の不景気であったことがとても描写されていた。
父親への文句しか出なかったけど時代背景考えると誰しもが焦燥感にかられて…
敗戦後のイタリアのどんよりとした重い空気が全体を覆う映画。盗難された自転車を探す主人公(父親)の姿は次第に狂気じみたものになっていく。
「すぐ出てくるか、出てこないかだ」
こんな占い許されるか。
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