良助は「秋刀魚の味」の佐久間先生(東野英治郎)につながる負の連鎖を断ち切れるのか、、、明るい兆しと不穏感をどちらも感じる
ーーーあらすじーーー
■1923年信州
母やんは製糸工場で働いていた、家…
フィクションであることを使った
徹底的な遊び(?)
泣き声のうそくささ
(これは賞賛すべき点でもある)
一方、本当に泣きたい時にこそ、泣き声は聞こえなかったりする
嫁の泣き声に反応しない、主人公と…
このレビューはネタバレを含みます
私もいつか親にこんな思いをさせて、自分自身こんな思いをして、もっと先では我が子にこんな思いをさせられるのだろうかって考えると観賞後しばらくぼーっとしちゃうくらい刺さった。
ずーっと寝る演技だけしてる…
「人生の悲劇の第一歩は親子になったことにはじまってゐる」。田舎の貧しい暮らしぶりのせいで学問を修めることがまだ重んじられていなかった時代。経済的な負担が生活を圧迫するのに尚切り詰めて一人息子を東京の…
>>続きを読む上京失敗物語
一人息子を持つ母の、期待と失望
でも何があっても、息子は息子
なかなか辛い話
小津安二郎 初のトーキー
「これがトーキーって言うんですよ」ってセリフがあって、メタ的で遊び心あるなって…
あたたかい人の交流を描きながらも、現実の厳しさを提示してくれる。
親の心子知らず…というわけではないけれど、どうしても親は子が心配なのである。その親の視線に、心が痛む。
母一人子一人で、親の期待を…
私が観た小津作品の中では今までで一番辛い作品でした。切ない感情はどの作品にもあるけれど、これはツライ。
小津さんのトーキー1作目。
女手ひとつで小学生の一人息子を育てる母。貧困ながら、身を削り息…
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