このレビューはネタバレを含みます
70年はなれた私たちにも、その時代の空気が伝わってくる。なんてすごいことなんだろう。
悲しいし辛いけど、何も出来ない。どうしようもできなくて涙を流す大石先生の姿は、映画を観ている自分と少し重なった…
10年程前に小豆島へ旅行した際に、至る所にこの「二十四の瞳」にまつわるエピソードが掲示されていた。
当時は今のように映画を観る事に関心はなく、それぞれ読んだはずの説明文もよく覚えていない。
高峰秀子…
太平洋戦争前から戦後の日本を小学校の先生として生きた一人の女性とその生徒たちとの長きにわたる絆を描いた骨太人間ドラマ。
有名な作品なので名前は聞いたことがありましたが、観るのは初めて。和風フラメン…
◆高峰秀子作品鑑賞、二作目。
高峰秀子自身のエッセイ『わたしの渡世日記』を読んだ後に鑑賞。
◇内容は、
担任として寄り添い、無邪気に明日を楽しみに生きていた教え子達。そして月日をかけて成長し、時代…
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戦争の中での教師という仕事が、いかに悲しい職業か。我が子のように生徒の幸せを祈り、同時に国のために死ぬ兵隊として教育しなければいけない。戦死して欲しくないといえばアカだと言われ、戦争が終われば教え子…
>>続きを読む木下恵介監督作品。テンポが良すぎる。2時間30分とは思えない。原作の力強さもありますが、映像面や演出面も光っていてこれぞ名作。
原作発表後からわずかしか経ってないところで映画化。それでこんな力強い…
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