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ロミオとジュリエットのkojikojiのレビュー・感想・評価

ロミオとジュリエット(1968年製作の映画)
4.5
1968年 イギリス/イタリア映画
監督はフランコ・ゼフィレッリ

900本目のレビューはこの映画にした。
(過去鑑賞)
私のオールタイム恋愛映画ベスト3の一本。
オリヴィア・ハッセー×レナード・ホワイティングの「ロミオとジュリエット」以外私に「ロミオとジュリエット」はない。

15世紀のヴェローナにタイムスリップしたような映像。中世の衣装や装飾が完璧で絵画が動き出したような気持ちになる。

道化師が歌う主題歌「What Is A Youth?」
What is a youth?
若者とは何?
Impetuous fire.
燃え盛る炎
What is a maid?
乙女とは何?
Ice and desire.
氷と欲望
The world wags on.
世界は揺り動かされ
A rose will bloom
バラは咲き誇り
It then will fade
そしてそれは消えゆく
So does a youth.
それこそが若者のすること
So does the fairest maid.
それこそが最も美しい乙女がすること
Comes a time when one sweet smile
時は来て優しく微笑む
Has its season for a while…
その時はしばしの間
Then love’s in love with me.
そうして愛する人は愛のうちに私といる

仮面舞踏会、未来を暗示するように、道化師がこの愛の歌を歌う時、ロミオとジュリエットは出会う。何度観ても観飽きない名シーン。オリビア・ハッセーとレナード・ホワイティングの瞳の美しさ!青春の輝き!
こんな出会いを一生に一度経験できればいい。それが決して実らなくても。人生はそれだけで生きるに値する。

 私はこのサントラ版のLPを朝から聞いていて、丁度朝食を作っている母に聞かれた。「朝から何を聞いてるの!💢」
このシーンだった。確かにレコードではどう聞いてもベッドシーンでキスの荒らしのように聞こえた。私は赤面した。

 ロミオはその夜、ジュリエットの部屋が見える庭に忍び込む。するとジュリエットがバルコニーに出て来てロミオの名前を口にする。ロミオは嬉しさの余りスルスルと木に登りジュリエットのもとへ。
余りに有名なこの場面を名シーン以上に印象付けたこの映画のこのシーン。忘れられない。

 そしてロミオはそのままジュリエットの部屋で一夜を明かす。その早朝のシーンには度肝を抜かれた。
オリビア・ハッセーは当時16歳。豊満な肉体を惜しげもなく晒す。青春映画ですぞ!

二人が若く美しいだけにラストは余りに悲しい。このすれ違いは悲しすぎる。殺さなくていいだろうと何度もシェークスピアを恨んだ。
 
2022.11.23視聴-518
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