ベルトルッチ全開な、リアリズムとシュールさが同居した独特の風味。やたらと決まった構図にカット、なんか変だが情に訴えてくる空白の多さなど、取り憑かれたように魅入ってしまう。
ムッソリーニ政権下の反フ…
カメラワークと構図と光と影が決まり過ぎてて映画的な圧がすごい。マルチェロの苦しみとファシズムの崩壊。
個人的なトラウマから逃れるために一般的社会や体制に属することに努めてきたけど、結局そのトラウマか…
『暗殺の森』という邦題は興味をそそられ観てみたくなるタイトルでキャッチ的には成功だが、作品の理解を助けていないように思った。
この作品は、あらすじにあるような「ファシズムの台頭と崩壊」や「人を殺した…
1970年”Il conformista”。スパイと教授と謎の女、「北北西に進路を取れ」(1959年)と道具立ては似ている。そーするとだ、007に対するTENETのようなあえての解りにくさ。時系列を…
>>続きを読む4Kで。芝居のような展開が美しい。
映像も無駄なものがなくさっぱり甘美。
タイトルから想像出来てしまう展開なのだが、まあこれも良しとして…
トランティニャンの無表情とサッサと姿勢良く歩く様が展開を…
1938年、イタリア。マルチェロという青年が盲目の友人イタロの口利きでファシスト組織の一員となった。彼は、少年時代に自らを犯そうとした兵士を射殺したことがトラウマとなっており、それ以来社会に迎合し「…
>>続きを読む話は正直よくわからんかったが、みんなで手をつないで輪になってグルグル回るシーンが印象に残った。女優の方たちが皆色っぽく綺麗なのもよかった。
あと中華料理店の陶器とか皿とかの小物類が地味に良い。全体的…