伊丹十三監督第一作。自身のお葬式の体験をもとに脚本を書いたそうで、葬式の一連の騒動をユーモアとペーソスを交えながら描いている作品でした。
この映画の素晴らしいところは、「葬式」という、一種の儀…
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数年前に故郷のおじいちゃんが亡くなったのでその時のお葬式の雰囲気が思い起こされました。送る側と送られる側。誰しもが避けて通れないのがお葬式で親族が亡くなった悲しみと親戚が一堂に介する行事でもあるので…
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本当に面白かった。
ストーリーは"お葬式あるある"とか普通の日常のあるある面白くうつされていたし、映像としても最初のきく江と信吉の食事のシーン、雨の中運転する車同士でカツサンドを渡すところ、侘助と良…
親族が亡くなって葬儀が終わるまでの3日間を、とても詳細に描かれている。
あるある、こんなだよなあ。と自分の経験と照らし合わせながら見ていると、自分が死んだ時もこんな風にしてくれるのだろうか?なんて考…