言語学者70代の自殺願望老人が、ある日、雷に打たれたら40才になっちゃって…
幻想と現実。哲学的であり文学的。
生きることと、輪廻、探求心、若者の速度と、老人の速度…など。
もっと老人というまで歳…
“自分は蝶になった夢をみていたのか?
それとも今の自分は蝶が見ている夢なのか?”
夢の中で胡蝶になり、果たして自分が胡蝶なのか、胡蝶が自分なのか…。
荘子が“現実と夢の区別が出来ない様子” を説い…
【人生如夢…唯有道…】
オープニングの音楽が若干東洋を思わせる。内容を観て納得した。
ボッスェァツ。ナマステ。ヒィロシマ。
一見すると誰からも一目置かれる様な才能があり、社会的に成功もした様な人物…
そういえば、コッポラ監督の映画を見たのはこれが初かもしれません。
ティムロス最高なのはよーくわかりました。2時間4分ずーっとティムロス。かっこいいです。
宗教、戦争、言語学…いろいろな要素が混ざ…
コッポラの映画ではランブルフィッシュ以来の傑作では?地獄の黙示録以降はパッとしなかったコッポラが年老いて自分自身を投影させた主人公を描いた遺言みたいな作品。
ヴィスコンティやオーソンウエルズの影響が…