終戦間際に起こったクーデターについて知らない日本人は少なくないだろう。登場する軍人達の言動が体勢であった戦前と戦後の結節点として必見の映画。現代社会が抱える問題点を議論する上でも貴重な映画だと思いま…
>>続きを読むあの録音が見つかっていたら、首相が殺されていたら、一歩違って宮城事件が遂行されていたら。日本の運命は全く異なってたのかと思うと、この日の事を知ってるようで全く無知だったのだと思い知らされた。
国を想…
二人の青年将校は初めての殺人にショックを受けていた。人間らしい反応に彼らは宮城事件の加害者だが、この戦争においては被害者なのだと思った。これまで理不尽にまみれた訓練を受け、戦場で死ぬことが美徳とされ…
>>続きを読むああ 知らなかった。終戦の、玉音放送の、その背後に。こんな一日があったなんて。私は知らないことばかりだ…とつくづく思う。
作品全体のパワーが凄まじくて。役者さん一人一人の熱量も物凄くて。当時の人々…
不肖ながら本作の題材である宮城事件について初めて知りました。
登場人物が多すぎて何が何やらと思いますが、制服の人と背広の人だけ区別できれば大筋は理解できました。
終戦から75年、公開から53年も…
凄い内容でした。
この映画で誰が良かったとか、誰が悪かったとか、こうしておけば良かったとかそんな言葉一つで片付けてしまうのはあまりにも残酷な気がします。
だからこそあえて言及はしません。
ただ…
現代人なので2015年版の方が見やすいが、臨場感ある。演者の三船敏郎など軍隊経験者も多く、きっとリアルなのだろう。
男しか出てこない。こうやって日本の運命は男たちによって決まっていたのだなぁ。
今に…
終戦記念日とされている日を前に見た。
昔、父親が見ていたのを一緒に見たことがあったけど、今の年齢で見たほうが気付くことが多い。
淡々と人が死んでいく、否、死なされる。それでもチンタラと会議は踊る…