ラルジャンに投稿された感想・評価（★4.1 - 5.0）- 6ページ目

裕福な少年がお小遣いの少なさから軽い気持ちで贋札に手を出し、それを受け取った善良な青年イヴォンの人生は「贋札」が引き金となって不条理がカオス理論のように連鎖してゆき、やがて世の中に絶望する事で大量殺…

傑作。
モノを得る手段として価値の高い紙幣の｢偽札｣によって、ドミノ倒しのように悲劇的に転げ落ちていく。
偶然と偶然の重なりによってどんどん悲劇的になっていく様子は少し『マジカル・ガール』っぽいがバ…

扉を開く
扉を閉める
扉が開く
扉が閉まる

監督/ロベール・ブレッソン

1枚のニセ札が発端となり
運命を狂わされた1人の男性の姿を描く

そもそも悪人ではなくとも
お金と言う神によって
悪行が生…

• #ロベールブレッソン

ノイズを徹底的に排することで、究極のノイズを現出させる。まさに80年代のポストパンクと映画の偉大なる結婚である。

善悪のベクトルはなく、絶対的に巨大なアクションと、それを受容する空間が固く存在する…

人間とは何者であるか？その真実に限りなく近い答えがこの作品にある。それをわずか90分足らずで描き出し、余計なところが無い上に足りないところが一つとして無い。極限までに抑制されたカット、台詞、音響、演…

• #ロベールブレッソン
• #シネマトグラフ

扉を開けていく度に転落していく人生。
⁡
イヴォンが転落していく度に、その原因を作った人達の罪がどんどんと深くなっていく。
⁡
死のうとしたのに死なせてさえもらえない。
殺そうと思っているのに受け入…

関連に出てくるフィルマークスの記事で黒沢清が「エキストラはラルジャンみたいにしてくれ」って言ってるの笑う。

劇伴がないのが本当に好き。唯一流れる音楽もじいさんが弾くピアノだけでこれも役者が本当に弾…

BSプレミアムシネマの塩漬け年代モノの録画で。
“情けは人の為ならず”
「袖振り合うも金の縁」
“Wouah-Wouah”🐕
『No Way Out 出口なし
THE BEATNIKS (高橋幸宏…