近松物語のネタバレレビュー・内容・結末 - 5ページ目

『近松物語』に投稿されたネタバレ・内容・結末

<不貞で極刑という時代の純愛物語>

近松「大経師昔暦」を元に川口松太郎が書いた戯曲を映画化。
何より人間関係が巧妙で、物語が面白い。
大経師の主人は宮中(武士)に取り入り金にうるさく、その立場を狙…

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長谷川一夫の顔がデカイ、しかしそんなことどうでもよくなるくらい、ハマります。
溝口健二監督の中で最高傑作。
おさんたちの逃げた森は兵庫県丹波市にあります。

[悲劇なのに晴れ晴れしい]

 本当に素晴らしかった。溝口健二の十八番という感じ。ラストで、引き回しになった茂兵衛(長谷川一夫)と共に馬に乗せられたおさんの香川京子の表情の美しいこと、この上ない。…

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溝口健二の近松の物語



1954年作品。
原作近松門左衛門。
撮影宮川一夫。
脚本依田義賢。
助監督田中徳三。
監督溝口健二。



来期で悲しいかな終了のリバイバルプロジェクト「午前10時の映…

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学生時代に好色五人女(だっけ?)は目を通してたので、近松ってことであーこれはと思ってたら、どんどん悪い方に転がっていくのにちょっとイラッときた。
とりあえず、まず悪いのは借金重ねて身代潰しかけたおさ…

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午前十時の映画祭にて。4Kリマスター版。
画面の美しさはもちろんのこと、古い作品なのに非常に音が聞き取りやすい。
おまけに必要な説明はきっちりしてくれる脚本。
邦画の古い作品はセリフの聞き辛さが難点…

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心中物だが、最初は成り行きで逃げたものの、本当に好きになった2人が最後は、世間、家を気にせず全うする。

危機的状況が愛情を炙り出す。

借金とセクハラからボタンの掛け違いが起き、最悪のバタフライエフェクトの連鎖を起こしていく映画。
まるで生き物のように社会が蠢くスリラー感が恐ろしい。

潜在意識を解放…

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大好き。
ラストシーン、女だけが晴れ晴れとしている気がした。女だけの顔を見るとハッピーエンドでもあるような気がする。
けど男は?男は幸せなのだろうか?男の幸せはいつがピークだったんだろうか。男は後悔…

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江戸時代、商屋の並ぶ京の烏丸四条が舞台。
許されない2人の恋物語。


おさんと茂兵衛が琵琶湖を船で逃げるシーン。
突然愛の告白を受ける場面は、霧がかかったような神秘的なムードの映像美と相まって…

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