再鑑賞
鈴木清順監督の野川由美子3部作の1作目
終戦直後、占領下の東京の焼けビルに徒党を組む娼婦たち(パンパン)
彼女らが貪欲に生きる様と、そのひとり・マヤ(野川由美子)が"官能"を知るに至るドラ…
たくまC。
ギラギラした敗戦後のエネルギーを感じる一作。牛の解体シーンは、今じゃできないけど温度も臭いも伝わってきそうな荒々しくワイルドなかんじ。
女を女が縛って痛め付けたり、リンチしたり。ネチネ…
なんか舞台っぽいセットに衣装、台詞回しも自然じゃ無いけど人間の生命力みたいなものが画面いっぱいに溢れてる。戦争直後、死が間近な人間たちの力強い「生」の力。エロスとタナトス。
調べたら新宿でロングラ…
舞台は戦後の東京。4人の娼婦と1人の復員兵が奇妙な共同生活をする話。
焼け野原で逞しく生きる人々をひたすら小気味よく活写。思ったよりエロ要素は少なめ。牛の解体シーンが異様な迫力。画面から迸る活気を…
鑑賞中既視感を覚えてなんだったかなと頭をたたいてみましたら、ウエストサイドストーリーだったみたいでした。
誰もいない路地で若い女の子の仁王立ち、悲しいけれどちょっと未来の明るさも感じますね〜。
そ…
敗戦直後のパンパングループの生態を描いて衝撃的話題作となった田村泰次郎原作を、鈴木清順監督が再映画化し注目を集めた傑作だが、同年東宝で恩地日出夫「女体」の方が良かった。清順は、野川由美子の情念を映像…
>>続きを読む鈴木清順
田村泰次郎 原作
戦後の東京で4人のカラフルな娼婦がたくましく生きる。ララランド 。性描写は極力抑え、リンチや制裁を加える場面が際立っていた。
むしろ宍戸錠の男臭い肉体描写によって娼婦が1…