天国と地獄の作品情報・感想・評価・動画配信

天国と地獄1963年製作の映画)

上映日:1963年03月01日

製作国:

上映時間:143分

4.1

あらすじ

みんなの反応

  • 分断された階級社会というテーマが描かれ、社会問題を取り上げている。
  • 黒澤明監督の巧みな演出により、前半のシーンも飽きさせず、緊張感ある展開が続く。
  • キャスト陣の演技が素晴らしく、特に山崎努と三船敏郎の存在感が際立つ。
  • 犯罪エンターテイメントとして極上のサスペンスであり、緊迫感がすごい。
  • 豪邸と貧困街という対照的な舞台設定が、物語のテーマを象徴的に表現している。
この情報はユーザーの感想を元に自動生成しています

『天国と地獄』に投稿された感想・評価

4.1
9,643件のレビュー
このレビューはネタバレを含みます

午前十時の17作目は、黒澤明監督の「天国と地獄」。

「不幸な者が幸福な者を不幸に引きずり落とすのはおもしろい」(うろ覚え)
メンタルや経済力・信用力にも重力が働く。
上から下に落ちる方が簡単なのだ…

>>続きを読む

凄まじい映画。
3人の男とその生きる世界観を丁寧に描く。三つ巴のシーンをあえて省き、整理された脚本と演出が見事。

前半の権藤パート。
人生最大の勝負かそれとも正義か。非情になりきれない漢の強さと弱…

>>続きを読む
4.0
4Kで分かる、山崎努のサングラスに映し出された海の光が美しい。

三船敏郎演じる常務は金と時間がかかるからと東宝に言われ映画を撮れなくなってきた、黒澤明自身ではないかと思いながら鑑賞。
素数
4.3

すこーし長い気もしなくはないですがかなり引き込まれました、めちゃくちゃおもしろかったです

人間関係、地位、お金、誘拐、刑事、殺人など盛りだくさんでまさに天国と地獄

なんといっても権藤さんのキャラ…

>>続きを読む

前半の部屋で展開する長回しの場面から、後半の犯人を追い詰めていく場面への展開、どこを取ってもまったく飽きない、夢中で見られる作品。

バラックの貧民窟の、それこそ地獄のような場面と、ラストの面会の場…

>>続きを読む
RITZ
4.5

4K上映で「鮮やかな」白黒に見えた。最後の最後にタイトルがずしんと心に響く。音響の演出が本当に効果的で心揺さぶられるシーンが何回もありました。それから一画面に映る何人もの人物の心理描写が画面を通じて…

>>続きを読む
4.3

「午前十時の映画祭」にて初見。

黒澤明、やぱスゲーと思わざる得ない。2時間半ですが、まったく飽きない推理サスペンス。 最高!

伏線もありよく練られた脚本(特に会話劇中心の前半)。モノクロ…

>>続きを読む
4.2

黒澤明の完璧主義にひたすら痺れた2時間半。
かなりの頻度で使用される長回しには舞台のような緊張感があり、ありえない量のライトを当てられた役者は顔中に文字通り玉のような汗をかき、三船敏郎と山崎努の怪演…

>>続きを読む

黄金町の調査のために視聴。
黒澤明監督作品は3作品目だった。ザ・劇映画という雰囲気の映画。三船敏郎、色々な意味で今の日本映画界にはいないタイプの役者だろう…。終始出てくるのがほぼ男性、タイトルも「天…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事